「人のためになる仕事がしたい!人を助けたい!」!そんな学生たちを私たちが応援します!

長野救命医療専門学校
校長 中村 哲也

医療に携わる者として必要な「確かな専門性」と「豊かな人間性」を 兼ね備えた救急救命士、柔道整復師の育成

1、自然豊かな環境

 長野救命医療専門学校は、信州の東信地区に位置する東御市の誘致を受け、全国でも珍しい救急救命士、柔道整復師という異色の組み合わせで2006年に開校いたしました。それは本校の存在する「信州」の特徴に由来します。

 「信州(長野県)」は、8つの県(群馬県・埼玉県・山梨県・静岡県・愛知県・岐阜県・富山県・新潟県)と隣接し、その数は47都道府県で最多です。そして、その県境すべてを急峻な山々や豊富な水流で囲まれ、まさに自然豊かな環境に恵まれています。

 校舎のある東御市は、長野県東部 浅間山系の扇状地に位置し水はけがとても良く、2020年の晴天率は約70%と1年を通し日当たり良好で、学習環境、生活環境としても最適な気候です。

2、全国唯一の山岳救命コース(選択制)の設置

 このような好環境のもと長野救命医療専門学校では救急救命士、柔道整復師を養成しておりますが、選択制の特別コースとして設置している全国では唯一の山岳救命コースは、医療の国家資格取得に加え山岳救助についても学ぶことができます。このコースは県内の山岳救助に携わる専門講師を招聘し、ロープや資機材を利用した搬送体験、山岳救助用の資機材の使用法、高山病や低体温症など山岳特有の医学も学ぶことで、将来、長野県や他の山岳地域で必要となりうる知識や技術に応用することを目的にしています。

 これが冒頭の救急救命士、柔道整復師の2学科で開設した理由です。長野県内の消防でも山岳救助隊が設置されるなど、その需要は高まる傾向にあります。また、登山において捻挫や打撲といった怪我による遭難も多く、平地では軽傷といわれるものでも、山では大きな事故につながりかねません。これらの病気や怪我による遭難を防ぐために、救急救命士や柔道整復師の専門性を生かし、登山者への啓発活動を行い、山岳事故による犠牲者を一人でも減らしていければと思います。

3、教育目標 「確かな専門性」と「豊かな人間性」

 さて、学生にとって本校の教育目標である「確かな専門性」を身に付け、国家資格を取得することが最大の目標ですが、併せて「豊かな人間性」を身に付けることも教育目標にしています。将来、社会人として活躍するためのスキルを身に付けるために、様々な学校行事や学生会活動、ボランティア活動を行っています。

 その一例が学生会活動です。開校当初より受け継がれる伝統行事として、春の合宿交流会、秋の学園祭「娑羅祭」、体育祭など、学生を中心に企画・運営を行い、私たち教職員も共に参加しています。また、サークル活動も運動部を中心に盛んに行われ、軟式野球やバレーボールは全国大会にも出場しています。昨年開催された「全国専門学校バレーボール選手権大会」で本校のバレーボール部は全国準優勝という偉業を成し遂げました。そのほか、バスケットボール、フットサル、バドミントン、柔道などのサークルもあり、3名集まれば新たなサークルを開設できますので、自分のやりたい活動を楽しんでください。3年間の学生生活を有意義に過ごしていただけるよう、学校も支援してまいります。活動の様子は、本校の学校案内、ホームぺージ、SNSでも発信していますので、ぜひご覧ください。

4、新たな特待生制度「インターンシップ特別選考制度」

 令和6年度より、柔道整復師学科では新たに「インターンシップ特別選考制度」を開設し、本校の附属接骨院でのインターンシップ参加者を募集いたします。高校生や社会人はもちろん、中学生の職業体験としても活用できます。このインターンシップに参加した入学生は入学金の減免が受けられますので、入学を検討している皆さんはぜひご利用ください。

 これから救急救命士、柔道整復師を目指す高校生、社会人の皆さん。私たち教職員は皆さんの資格取得のために、全力で支援してまいります。この信州で資格を取得し、「人のためになる仕事がしたい!人を助けたい!」という大きな希望に満ちあふれている皆さんの入学を心よりお待ちしております。